ジェラート研修3日目

さて、ジェラート研修も今日で3日目です。そして、お天気は全く変わらず灰色の空に冷たい凍るような風がゴーと吹き荒れています。外に出ると、ついため息をつきたくなるような寒い日々が続きます。心からジェラートを食べたいと思うような春の暖かい日は、いつになればやってくるのでしょう。

本日の私達の指導をしてくれるのは、このフィレンツェ店の責任者であるジェシカさん。
彼女はペルーの方なのですが、さすがは責任者だけあって、指導の仕方もテキパキしていて気持ちがいいです。そして、つい最近研修を終えて、スタッフとして働き出した日本人女性のチカさんのお2人。

今回の生徒さんは、この後2週間ほど、実際にこのフィレンツェ店でスタッフの皆さんのアシスタントとして研修をしなければなりません。
そういう事情もあって、ジェシカさんがすぐ実践に役立つような事柄をテキパキと生徒さんに教えていきます。
まず、ごみ袋の変え方やごみの運ぶ場所。地下の倉庫でのコーン、スプーン、カップなど常に補充しなければいけない物の位置など。
倉庫も綺麗に整理されていて、サイズなども間違わないように分かりやすく置かれているので割合簡単に覚えられそうです。

その説明を受けた後は、また昨日と同じくジェラートを盛る練習です。昨日はマリアンナさんが一生懸命にパレッタのカーブをきかせた美しい盛り方を伝授してくれたのですが、それだと初めての生徒さんには少し難し過ぎました。今日のジェシカさんは、最初から「スタッフがそれぞれ一人ずつが自分のやりやすいようにすればいいのよ。」と優しい言葉で励ましてくれます。盛り方も、いたってシンプルな方法を教えてくれて、生徒さんも、「ジェシカさんの盛り方の方が楽だわ。これなら出来そう。」と少し元気付けられた様子。
チカさんも、「大丈夫よ。私も研修で何日も盛りの練習をしてもダメで、最後にはもう泣きそうだったわ。」と声をかけてくれて、うまく盛るためにアドバイスをしてくれます。

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